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認知症

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認知症

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2023/05/24

こんにちは。訪問マッサージ ほのか治療院 有本です。

 

本日は認知症についてです。

 

「認知症」とは、いろいろな原因で脳の細胞が死んでしまったり、働きが悪くなったりしたためにさまざまな障害が起こり、生活するうえで支障が出ている状態のことを指します。

認知症は病名ではなく、まだ病名が決まっていない“症候群”です。つまり医学的には、まだ診断が決められず、原因もはっきりしていない状態のことを表しています。

例えるならば、風邪が風邪症候群であり、喉の痛み、鼻汁、発熱などの同じ症状が見られるのですが、原因がはっきり判断しききれていない状態です。よって治療は、症状を軽くする対症療法が中心で、その原因を取り除く根治療法を行っていくには、より詳細な検査が必要とされます。

 

もの忘れには「加齢」によるものと「認知症」が原因となるものがあります。前者は、脳の生理的な老化が原因で起こり、その程度は一部のもの忘れであり、ヒントがあれば思い出すことができます。本人に自覚はありますが、進行性はなく、また日常生活に支障をきたしません。

後者は、脳の神経細胞の急激な破壊による起こり、もの忘れは物事全体がすっぽりと抜け落ち、ヒントを与えても思い出すことができません。本人に自覚はないが、進行性であり、日常生活に支障をきたします。

 

「加齢によるもの忘れ」と「認知症によるもの忘れ」の違い

 

  加齢によるもの忘れ 認知症によるもの忘れ
原因 老化 病気
体験した事 一部を忘れる 全てを忘れる
もの忘れの自覚 あり なし
日常生活 支障はない 支障がある

               ※作成:認知症ねっと編集部

 

 

認知症を予防するためにできる3つのこと

 

ポイント1. 食生活を見直す

食事は、身体をつくる基盤となる大切な習慣です。規則正しい時間に1日3食、バランスの良いメニューと適切なエネルギー量を心がけましょう。特に糖質・塩分・脂質は摂りすぎないよう注意が必要です。以下のポイントを意識しながら、和食を中心とした献立を考えるといいでしょう。

①野菜、果物、豆類を積極的に食べる

野菜や果物に含まれているビタミンB群、C、E、βカロチンを摂取することで、動脈硬化やアルツハイマーの原因物質の増加を抑制します。また納豆や豆腐といった大豆製品は、血中コレステロールや中性脂肪を低下させる働きがあります。ただし、果物は果糖が含まれているので、適切な量を守って食べるようにしましょう。

おすすめの食材例
ビタミンB群…豚肉、豆類、レバー、うなぎ、卵、乳製品、葉菜類、魚介類、穀物の胚芽など
ビタミンC…みかん、いちご、ブロッコリー、ほうれん草、ピーマン、芋類など
ビタミンE…ナッツ類、胚芽油、うなぎなど
βカロチン…にんじん、ほうれん草、ピーマン、かぼちゃ、かんきつ類、スイカなど

②魚を積極的に食べる

脳の活性化が期待されるDHAやEPAを積極的に摂取します。特にサバ・イワシ・サンマなどの青魚に多く含まれます。

③緑茶や赤ワインを適量飲む

抗酸化作用や抗炎症作用のあるポリフェノールを摂取します。

 

ポイント2. 適度な運動をする

運動は、生活習慣病の危険因子を取り除き、脳の状態を良好に保つ効果があります。日々の生活に運動や身体運動を積極的に取り入れ、活動的に過ごしましょう。運動は激しいものである必要はありません。それよりも、毎日継続して行うことが大切です。週3回以上、1回あたり30分以上を目安に行いましょう。

中でもウォーキングは、身体への負担が少なく継続しやすい有酸素運動としておすすめです。朝の散歩を習慣にする、車通勤の代わりに駅まで歩く、駅や職場で階段を使うなど、無理のない範囲で取り組みましょう。

 

 

ポイント3. 社会活動に参加する

高齢になると、家から出るのが億劫になる方が多いかもしれません。しかし、外に出て社会活動に参加することは、身なりを整える、持ち物を準備する、集合時間に間に合うように逆算して家を出るといった段取りを考えるなど、脳にさまざまな刺激を与えます。認知症になると、このように順序だてて行動することが難しくなるため、何気ない外出であっても積極的に参加しましょう。趣味を楽しむ、サロンやデイサービスで周りの人と会話する、ボランティアに参加するなど、できることはたくさんあります。趣味を持ち、人と関わり、社会の中で役割を持つことは、認知症の予防につながる大切な取り組みです。

 

社会活動の例

 

・図書館へ行き読書を楽しむ、博物館や映画館へ出かける
・料理教室に参加する
・週1回デイサービスに通う
・サロンでほかの人たちと会話を楽しむ、ゲームを楽しむ
・町の清掃活動に参加する
・俳句や短歌など創作活動を楽しむ
・シルバー人材センターに登録し、今までの仕事や特技を活かして社会貢献を行う

認知症を予防するための3つのカギは、食事・運動・社会活動です。どれも始めるのは難しくないものの、これまで続けてきた生活習慣を全てがらりと変えることは容易ではありません。ストレスにならない範囲で、できるものから徐々に取り入れ、健全な生活習慣と認知症の予防を実現しましょう。

 

 

このように認知症と診断された場合は、一人では治療院に行くのは難しい状況なので、治療をする場合は訪問マッサージが必要になります。その際は「訪問マッサージ ほのか治療院」へご連絡を頂ければ、誠心誠意、尽力させていただきますので、どうぞ宜しくお願い致します。

 

 

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電話番号 : 080-5650-7778


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